とろとろ茶碗蒸し

Drama
スポンサーリンク

ドラマ版「澪つくし料理帳」第2話「とろとろ茶碗蒸し」を観ました。主人公澪の過去が描かれる。大阪を襲った長雨で淀川が決壊し、大阪の町は水没。澪は両親を失ってしまう。一人になった澪を拾ったのがごりょんさんだった。昔も今も水害は厳然とあったのだなあ。防災設備が発達した現在ですら、大きな被害が出るのだ。いわんや江戸時代は。

料理の才を見込まれた澪は主人に料理を仕込まれる。天賦の舌を澪はもつと主人は言う。第2話ではその舌が「あわせだし」を開発するまでが描かれる。大阪のだしは「こんぶ」、江戸のだしは「かつぶし」で作る。昆布だしは「口いっぱいに広がり」、かつぶしのだしは「するどく舌の上に集中する」この両方をそなえただしを作ろうとするのだ。

澪を支えるごりょんさんがすてきだ。料理の理念を支える小松原は、登城するのだろうか、紋付きの姿を見せ、澪を別の感情に誘うようだ。そしてつるやの主人のやさしさの秘密も明かされ、新たな味が多くの人々の支えでできあがっていくことを感じさせるすばらしい1話になっている。すでにDVD第2巻は借りてある。

コメント

タイトルとURLをコピーしました