いまさらですが「RRR」劇場公開 荒唐無稽漫画エンタメな3時間 拷問系シーンはちと苦手 インドの人は苦しんだんだ

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samon
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数日後には終映なので、もう今日しかないと意を決して3時間に挑戦しました。

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結論

ど派手アクションとミュージカルのつるべうちにインド映画の魅力を堪能できました。3時間はあっという間。ぜひ体験してください。

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概要・あらすじ

RRR』(アールアールアール、テルグ語RRR[注釈 2])は、DVV・エンターテイメント英語版制作による2022年インドの映画S・S・ラージャマウリ共同脚本監督によるテルグ語叙事詩的ミュージカルアクション映画である。イギリス領インド帝国時代の実在した独立運動指導者コムラム・ビームアッルーリ・シータラーマ・ラージュ主人公に2人が歴史上に登場する以前の空白の時代を舞台にしたフィクションであり、2人が帝国に挑む姿を描いている。

wikiより引用

舞台は1900年代前半のインド。当時のインドは大英帝国の植民地であり、現地の人々は白人の権力者から差別的なあつかいを受けていた。

そんなインドに生きるビーム(N・T・ラーマ・ラオ・ジュニア)は、インド総督のバクストン(レイ・スティーヴンソン)に誘拐された少女・マッリを救うため、大英帝国の本拠地・デリーに潜入する。しかし、バクストンが住む総督公邸は警備が固く、安易に侵入できなかった。ビームは総督公邸に侵入するべく、スコットの姪・ジェニー(オリヴィア・モリス)に接近していく。

一方、大英帝国に忠誠を誓うインド人の警察官・ラーマ(ラーム・チャラン)は、デリーのどこかに潜んでいるビームを追っていた。

思想も立場も異なるふたりが出会うとき、インドの歴史が大きく動き出す……。

ネットより引用
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感想

荒唐無稽、漫画的なエンタメ展開にCGアクション、ミュージカルも加わりまさにインド映画的な娯楽超大作です。でも、主人公は実在の独立運動家というところがおもしろい。日本で言うなら、坂本龍馬が戦国時代に超大活躍するような感じでしょうか。

冒頭マッリがはした金で買われ、つれていく車に取りすがる母親を、銃弾がもったいないとその辺の丸太で頭を殴る場面、イギリス帝国の圧政を象徴するように容赦なく描かれます。インドの人々の苦しみを端的に表現していてよかったです。

その後の超絶アクションのつるべ打ちは最高です。ラーマの群衆へ飛び込んでの100人切り、いや1000人切りのものすごさ。列車大爆破時のラーマとビームの出会い。スローモーションの連打にもう開いた口がふさがらない。

そんなアクションの連続の中に、ビームとジェニーのほのかな愛を挟むのもうまいですね。

そして、ゴールデングローブ主題歌賞受賞のあの「ナートゥ」。超絶高速ダンスは爽快です。ダンスで勝負を決めるのもいいですねえ。ラーマはビームに勝ちを譲ったのでしょうか?

1時間半過ぎたところで、「インターミッション(休憩)」が画面に出ますが、セントラル劇場では休憩することなく連続上映。他の劇場ではどうだったのでしょうか。でも、前半まったく長いと感じませんでしたが。

後半は鞭打ちや指つぶしなど拷問シーンが重なり、きつかったです。総督の妻のサディストぶりには唖然としました。有色人を圧倒的に下に見る英国人の中にあって、ジェニーだけがフレンドリーなのかは謎ですね。

猛獣を使っての攻撃はCGよくできていて楽しかったです。虎を生け捕るシーンも最高です。CGの自然さは十分でした。アニメ「セロ弾きのゴーシュ」の中で「インドの虎狩り」という曲が出てきますが、本当にあるんですね。

足を痛めつけられたラーマをビームが肩車して戦う場面、漫画ですが楽しいですね。「最強の肩車」と呼ばれたようです。肩車でスクワットとか笑ってしまいます。楽しさのつるべうちでもあります。

エンドタイトルは右側に小さく追いやられて、最後まで音楽とダンスで楽しませてくれるサービスぶり。いいですね。インド映画最高じゃないですか!

エンドタイトルの中で、インド史上の革命家がイラストで紹介されますが、誰一人知りませんでした。自分が他国の歴史を全然知らない事を痛感しました。日本の歴史もまあそんなに知っているわけではないですが。

samon
samon

実はインド映画初体験でした。「踊るマハラジャ」も観たことなかったんです。インド映画らしさを体験できて最高でした。シリアスなインド映画も観てみたいですね。ない?

コメント

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