第1話を観てみました。主人公の女の子はかわいくて(クロエ・グレース・モレッツ!)、VRゲームの天才という、魅力的キャラクターです。展開はスピード感があり、スリリング。期待できそうです。
概要
Amazonプライムオリジナルドラマ「ペリフェラル 〜接続された未来〜」を紹介します。米作家ウィリアム・ギブソンによる同名小説を原作としたSFドラマです。
主演は映画「キック・アス」(2010年)でヒット・ガールを演じたクロエ・グレース・モレッツ。ドラマ「ウエストワールド」のヴィンチェンゾ・ナタリが製作総指揮が務めることも話題です。
ここから引用
「キック・アス」おもしろかったですね。ヒット・ガールの彼女が主演とは、どこかで観たことあるなあと思ってました。あの残虐ぶりは快感ですらありました。本作への期待がたかまります。
原作者:ウィリアム・ギブソン
ウィリアム・フォード・ギブスン(William Ford Gibson、1948年3月17日 – )は、アメリカ合衆国サウスカロライナ州コンウェイ生まれの小説家、SF作家、随筆家。サイエンス・フィクションのサブジャンルの一つ「サイバーパンク」の代表的な作家。
wikiより引用
彼のデビュー作であり代表作が「ニューロマンサー」です。この小説は映画「マトリックス」や日本の劇画・アニメ「攻殻機動隊」に影響を与えたと言われています。
本作「ペリフェラル」の監督を務めるヴィンチェンゾ・ナタリ(「キューブ」)は、「ニューロマンサー」映画化を希求してきましたが、どうもボツになってしまったようです。東京(千葉)で撮影がされているらしかったのですが、残念です。
よって、ナタリが本作を監督するというのはしごく納得がいくものです。相当なギブソン好きの人なのでしょう。
「ニューロマンサー」が発表されたのが1984年、映画「ブレードランナー」は1982年。ずいぶん時間が経ちました。そこに登場する本作「ペリフェラル」さあ、いったいどんな世界を見せてくれるのでしょうか。
第1話感想
2099年のロンドン。黒人男性と少女の会話で物語は幕を開けます。裸足で粗末な服装の少女は、「環境によって、足は硬くなったり柔らかいままだったりする。人の心もね」と言います。そして、「この世界を救いたい」と宣言。
それに対し黒人男性は、「世界は滅びただろう」と言うと、少女は「この世界とは言っていない」と答えます。異なる時間の世界を救おうというのでしょうか。冒頭から先が気になる始まり方であり、布石として記憶するべきシーンです。
2032年の米国東部の山間の町に舞台は飛びます。ここが、主人公フリン達の世界です。母は病気のようであり、兄は古びたトレーラーでゲームをしている。フリンは町の3Dプリンターの店で働いているようです。家族を養っているようで、将来の見えない日々に疲れているようです。
VRゲームで兄を上回る腕のフリンは、兄が請け負った新たなゲームのベータ版テストを代わりに体験することになります。おっと、あらすじを書いていたらだらだら長くなりそう。感想のみ述べましょう。
冒頭のロンドンの町には、巨大な石像が複数佇立していて、町の異形感を出しています。帆船の砲撃も何だろうと、観るものを翻弄します。
ベータ版ゲームの中は、疾走するバイクや車を道路の移動する照明がガイドするという未来感がおもしろい。町の夜景が映され、そこにはあの巨大な石像が。2099年の世界に入ったことが示されます。まさに未来につながるVRゲームでしょうか。
激しいアクション、特にタクシーでのロボット運転手のナイフを避けながらの狭い車内のアクションはおもしろかった。目玉を取り出す手術などのちょっとハードなシーンもでるので、16歳以上視聴の制限があります。
武器ガジェットは、内蔵にダメージを与えるショックウエーブガンが未来的。光学迷彩の車もなかなかいいですね。
VRゲームの世界に入ったために、バウンティンハンターに追われるハメになるフリンという熱い展開で第2話視聴は確実ですね。
第1話から多くの登場人物が出てきますが、今後の彼らのそれぞれの活躍も楽しみです。
フリンのかわいさは鼻です。アメリカンな少しつんと上を向いた鼻が好きです。また世界観や物語展開の速さなど、期待値大のドラマです。毎週1話ずつ配信予定。皆さんもアマゾンプライムでぜひ御覧ください。
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